株式会社ナレッジセンスは、法人向けAIエージェント「ChatSense」のNotebook機能を更新し、文字を選択できないスキャンPDFから内容を読み取ってスライドを生成できるようにした。紙資料をスライド化する際に必要だった手作業の書き起こしを減らす機能だ。

Notebookは社内資料を読み込んでAIへの質問やスライド作成に使う機能だ。ナレッジセンスは、紙で保管していた資料を社内説明用スライドに再利用する例を挙げている。

手作業の転記が必要だったスキャン資料

ナレッジセンスは、スキャナーで取り込んだ紙資料のPDFには文字情報がなく、従来Notebookでスライドを生成するには内容を手作業で書き起こす必要があったと説明する。新機能はスキャンPDFから内容を読み取ってスライドを作るため、書き起こしを挟まずに過去資料を再利用できる。

混在するページも順番を保って読み取る

文字のあるページと画像ページが混在するPDFも、ページの並び順を保って読み取る。図表を含む資料も元の流れを保ってスライドにできると、ナレッジセンスは説明している。

Notebookの資料活用を拡張

公式製品ページによると、NotebookはPDF、Word、Excel、PowerPointを読み込んで質問への回答やスライド生成に使える。今回の更新は、読み込める資料にスキャンPDFを加えるものだ。ナレッジセンスは、ChatSense全体が東証プライム上場企業を含む500社以上に導入されたと説明している。