OpenStreetMap(OSM)の編集アプリ「StreetComplete」のiOS版が、TestFlightで試せるようになった。開発者のwestnordostは2026年9月30日、iOS版の初回ビルドを公開したと開発チケットで告知した。正式な公開リリースまでは、同チケットを開いたままにするとしている。[開発チケット]
StreetCompleteは、地図上に表示される調査項目に現地で答え、その結果をOSMへ追加するアプリだ。地図データの編集に詳しくない人でも、何を確認すればよいかを質問の形で把握できる。今回のiOS版公開によって、iPhoneでもその仕組みを試せる段階に入った。[StreetCompleteのREADME]
StreetCompleteは何を編集するアプリか
OpenStreetMapは、StreetCompleteが回答を送る先の地図データベースだ。StreetCompleteは、利用者の近くで現地調査が必要な場所を地図上に示し、そこで確認できる情報を簡単な質問として提示する。
利用者が答えると、その回答が利用者自身のOSMアカウントを使ってデータベースへアップロードされる。アプリ内の質問に答える行為がOSMのデータ編集につながる仕組みだ。[StreetCompleteのREADME]
iOS版の公開で変わったこと
これまでAndroid版はGoogle Playなどで配布されていた。今回の告知では、iOS版の初回ビルドがAppleのベータ配布サービス「TestFlight」に載ったことが示された。[開発チケット・Google Play]
iOSで利用を試したい人には具体的な招待リンクが示された一方、開発者は正式な公開リリースをまだ別の段階として扱っている。今回の対象はベータ版であり、iOS版の一般向け正式リリースではない。[開発チケット]

