2026年6月12日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比1802円高の6万6020円で取引を終えた。午前中には一時2800円超の上昇となり、6万7000円台を回復する場面もあった。

市場の動きと背景

米イラン間の戦闘終結に向けた期待が高まり、投資家心理が改善したことが主な要因とされる。リスク資産である株式を買い戻す動きが強まった。

前日の終値は6万4217円で、2日連続の大幅上昇となった。取引時間中の高値は6万7065円を記録し、年初来高値更新に近づいている。

関連する企業動向

キオクシアの時価総額が一時44兆円に達し、国内企業で首位に立つなど、半導体関連株の強さも目立った。東芝が保有するキオクシア株の評価額も注目を集めている。

スペースX関連の動きも市場の一部で話題となり、個別株の取引が活発化した。

経済環境の変化

日本経済新聞の報道では、米国の地政学リスク緩和が日本株全体のセンチメントを押し上げたと分析されている。輸出関連や素材株を中心に幅広い銘柄に資金が向かった。

6月12日はメジャーSQ(特別清算指数)の算出日でもあり、プログラム取引の影響も指摘されている。

今後の焦点

市場関係者は、米国の政策動向や企業業績の確認を次の材料として見守っている。6万7000円台の定着が持続するかどうかが注目される。

日経平均の動きは、国内外の投資家にとって重要な指標となっている。