サムスン電子は、メキシコシティで開かれた「2026メキシコK-博覧会」で、Galaxy AI、テレビ向けのVision AI Companion、スマートホーム基盤のSmartThingsを組み合わせた体験を披露した。Galaxyスマートフォンからテレビ、ウェアラブル、家電までをまたぐ展示で、AI機能を個々の製品だけでなく、機器間の連携として紹介している。

展示の中心は新製品の発表ではなく、会場で実際に試せる機能の紹介だ。翻訳やコンテンツ制作、テレビの対話型AI、家電の操作やエネルギー使用量の管理など、複数の機器を使う体験が並んだ。

Galaxy AIは翻訳や写真・動画制作を体験

サムスン電子ニュースルームによると、9月24日から27日まで開催された同イベントで、来場者はGalaxy Zシリーズを使い、Galaxy AIのリアルタイム通訳や写真・動画撮影、コンテンツ制作を体験した。K-POPバーやストリーマースタジオの展示では、音楽を楽しみながらコンテンツを作る使い方も紹介された。

スマートフォンのAI機能を、会話や撮影、編集といった身近な用途に結び付けた構成だ。展示されたのは、イベント来場者向けの体験であり、新たなGalaxy Zシリーズの発売告知ではない。

テレビと家電にもAIをつなぐ

2026年型Samsung TVでは、対話型AIを使う「Vision AI Companion」が紹介された。サムスン電子の説明では、視聴を妨げずに個人に合わせたコンテンツをおすすめする機能だ。会場ではMicro RGBやThe Frame Proのテレビも展示された。

SmartThingsはGalaxy端末、テレビ、Bespoke AI家電をつなぎ、機器の操作とエネルギー使用量の管理を一か所にまとめる機能を紹介した。スマートフォン上のAI機能だけで完結させず、テレビや家電も含む製品群を連携させる構成が今回の展示の軸となった。

ウェアラブルやゲーミング機器も展示

ウェルネスゾーンでは、Galaxy Watch9とSamsung Healthを連携させ、活動量や睡眠パターンなどの健康情報を確認する体験を用意した。ゲーミングゾーンには49型のOdyssey OLED G9モニターも並び、スマートフォンやテレビ、家電とは異なる製品カテゴリーも一つのブースで紹介された。

ChosunBiz日本語版も、Galaxy Zシリーズのリアルタイム通訳、テレビのコンテンツ推薦、SmartThingsによる機器操作・エネルギー管理を報じている。今回の催しは、AI機能を搭載した端末を個別に見せるだけでなく、スマートフォン、画面、家電を横断して体験できる形で紹介した展示だった。