ソースネクストが取り扱う「Genspark Plus」が、生成AIの実務利用の選択肢として注目されている。検索・要約・資料作成までを一つのサービスでつなげる設計で、日本公式代理店としての案内が整えられたことが背景にある。
調べものに時間を取られる企画職や広報、調査を伴う資料づくりが多い現場にとって、作業のつながりを変える存在になりつつある。複数のAIが分担して情報を集める仕組みが前面に出ている点も特徴だ。
調べる作業をまとめて引き受ける仕組み
Genspark Plusの中心にあるのは、指示だけで情報収集から整理までを進める使い方だ。ソースネクストの発表によると、専門論文や信頼性の高いデータを基に、偏りのない要約と論点整理を自動生成することをうたっている。
検索結果を一つずつ開いて読み比べる作業とは異なり、複数のAIが同時にネット上の情報を収集し、分析結果をまとめる流れになる。利用者はキーワードを投げて待つのではなく、目的や条件を言葉で伝える形で作業を進められる。
集めた情報をそのまま羅列しない点もポイントになる。論点ごとに整理された形で提示されるため、企画書の下調べや競合調査の初動など、全体像をつかむ場面で使いやすい構成になっている。
スライド作成までを一気通貫でこなす
プレゼン資料づくりの短縮も大きな柱だ。ソースネクストの案内では、「市場調査レポートのスライドを作成」と指示するだけで、情報収集やデータ整理、スライドデザインまでをGenspark一つで完結できると説明している。
売上推移や市場シェア、競合との比較など、図表が必要なテーマにも対応する。グラフや図もAIが生成し、プロフェッショナルな体裁にまとめられる点が強調されている。
PowerPoint形式でのエクスポートに対応しているため、出来上がった内容を社内の定型フォーマットに合わせて整える運用も取りやすい。最初から最後まで作り直すのではなく、たたき台を素早く用意する使い方が現実的だ。