シャオミ・ジャパンは19日、フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 15 Ultra」を日本市場に投入すると発表した。ライカと共同開発した光学系を搭載し、1型センサーを採用したメインカメラが最大の特徴だ。国内版はグローバル版と同様にSnapdragon 8 Eliteを採用し、10月10日に発売される。価格は税込18万9800円。
ライカ光学の集大成、1型センサーと2億画素ペリスコープ
新機種の核心はカメラシステムにある。メインカメラにはソニー製の1型センサー「LYT-900」を採用し、有効画素数約5000万画素を実現した。レンズはライカの「Summilux」ブランドを冠し、焦点距離23mm相当、開放F値1.63の7枚構成非球面レンズを採用する。シャオミの発表によると、この組み合わせにより「スマートフォンの枠を超えた描写性能」を謳う。
望遠側も手厚い。3倍望遠(約5000万画素、1/2.51型)と、ペリスコープ式の5倍望遠(約2億画素、1/1.4型)の2つを搭載し、光学ズームで0.6倍から10倍までをカバーする。超広角も約5000万画素(1/2.51型)で、4つのカメラすべてが5000万画素以上という構成だ。動画は8K/30fps、4K/120fpsに対応し、ライカの色再現を動画でも利用できる「Leica Authentic Look」「Leica Vibrant Look」の2モードを用意する。
Snapdragon 8 Eliteと5400mAhバッテリー
プロセッサーはクアルコムの最新フラッグシップ「Snapdragon 8 Elite」を搭載。CPUはオリオンアーキテクチャのオクタコアで、最大クロック4.32GHzを実現する。メモリはLPDDR5Xの16GB、ストレージはUFS 4.0の512GBを標準搭載する。
バッテリー容量は5400mAh(典型値)で、90W有線充電と50Wワイヤレス充電に対応。90W充電器が同梱され、約34分でフル充電が可能という。IP68相当の防塵防水に加え、独自の「Xiaomi Guardian Structure」による耐衝撃性能もアピールポイントだ。
ディスプレイとソフトウェア、衛星通信も
ディスプレイは6.73インチのWQHD+(3200×1440)LTPO AMOLEDで、1〜120Hz可変リフレッシュレート、ピーク輝度3200ニットを実現する。ガラスはシャオミ独自の「Xiaomi Shield Glass 2.0」を採用し、耐傷性と耐衝撃性を高めた。
OSはAndroid 15ベースのHyperOS 2を搭載。AI機能として「AI撮影アシスタント」「AI動画編集」「AI通訳」などを統合し、ライカとの協業で開発した「Leica Photographic Style」による色作りもシステムレベルで組み込まれている。