LenovoがIFA 2026でNvidia RTX Sparkを搭載したノートPC2機種を公開した。ラインアップは15.3型のYoga Pro 9nと、16型2-in-1のYoga 9nだ。いずれも携帯性を保ちながら、卓上ワークステーションに近い処理能力を狙っている。
最大の特徴は、チップセットにNvidia RTX Sparkを採用した点にある。Grace CPUとBlackwell世代のRTX GPUを組み合わせ、3Dレンダーや動画編集、AIアプリの実行を外出先でもこなす設計だ。Mashableの報道では、Lenovoの発表としてクリエイターと開発者に向けた製品と位置づけられている。
Yoga Pro 9nが狙う持ち運べる作業場
Yoga Pro 9nは、15.3型の2.5K OLEDディスプレイを備える。解像度は2560×1600ピクセルで、リフレッシュレートは48Hzから165Hzに対応する。ピーク輝度はHDR時で1100ニトとされ、屋外に近い明るい環境でも視認性を確保している。
メモリは最大128GB、ストレージは最大で合計4TBのSSDを搭載できる。ビデオ会議をしながら大容量の素材を扱うような使い方でも、メモリ不足で作業が止まりにくい構成だ。開発環境や仮想環境を同時に開く用途にも余裕がある。
チップセットはNvidia RTX Sparkで、Grace CPUは最大20コア、RTX GPUは最大6144コアとされる。CPUとGPUを一つの基盤で連携させることで、レンダリングやエンコードの待ち時間を短縮する。電源が取りにくい場所でも、重い処理を進められる点が強みだ。
Yoga 9n 2-in-1の仕様と使い勝手
Yoga 9n 2-in-1は、16型の2.8K OLEDタッチスクリーンを備える。解像度は2880×1800ピクセルで、リフレッシュレートは30Hzから120Hzに対応する。こちらもHDR時のピーク輝度は1100ニトで、写真や映像の確認作業に向いた明るさを持つ。
メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBのSSDを搭載する。本体はアルミニウム製で、カラーはCosmic Blueとされる。付属のYoga Penと組み合わせれば、ペン入力によるスケッチや注釈入れも行える。
接続端子はUSB-Aが2基、USB4が2基のほか、HDMIやUHS-II対応のSDカードスロット、ヘッドホンジャックを備える。無線はWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応する。重量は約4.28ポンドからで、サイズは14.17×9.57×0.69インチとされる。