MIXIが会話AIロボット「Romi」と外部機器・サービスをつなげる開発基盤の提供を始めた。手のひらに載る小型ロボットが、話しかけるだけで家電の操作やネットサービスの呼び出しを行う起点になる。
スマートスピーカーとは異なる、寄り添う対話を起点にした操作体験が特徴だ。声の指示をそのまま実行するだけでなく、会話の流れに合わせて提案や確認を挟める点が暮らしの機器連携と相性が良い。
小さな会話ロボットRomiの立ち位置
Romiは卓上型の小型会話ロボットで、日常の雑談や応援、見守りの声かけを得意としている。ディスプレイ操作を前提とせず、声と仕草、短い言葉のやり取りで関係を築く設計が支持されてきた。
本体はWi-Fi経由でクラウドの対話エンジンと連携し、季節や時間帯に合わせた話題や返答を行う。利用者の呼び名や好みを覚え、会話を重ねるほどやり取りが滑らかになる仕組みが備わっている。
今回の開発基盤は、この対話能力を家電や外部サービスの操作に広げるための土台だ。Romi単体の楽しさに、暮らしの装置を動かす実用性を重ねる狙いがある。
外部機器・サービスとつなげる開発基盤の中身
開発基盤は、Romiの会話から外部の機能を呼び出すための接続口を用意するものだ。発表によると、外部機器や外部サービスとの連携をサードパーティが開発できる形で開放している。
たとえば照明や音楽再生、メモ作成や買い物リスト、天気や予定の読み上げといった機能を、会話の文脈から呼び出せる。特定の言葉を覚えなくても、「暗くなってきた」「出かける準備をしたい」といった自然な一言が起点になる。
開発者は対話のシナリオと機器操作の対応関係を定義し、動作確認のうえで提供する。Romi側は発話の意図を解釈し、必要な確認を挟んでから実行する流れを担う。

