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OpenAI DevDay 2026で20超の発表 dots、Codex、APIと提供条件を整理
デイリートピックス編集部公開: 2026/09/30約4分で読めます5 views
OpenAIはDevDay 2026で、常時稼働型エージェント「dots」、GPT-6.1 Sol、Codexのクラウド機能、API、ChatGPT内のチーム作業機能など20を超える発表を行った。発表には提供中の機能だけでなく、限定プレビューやベータ、近日提供予定も含まれる。
今回の軸は、AIが応答するだけでなく、ソフトウェアを操作し、複数の作業を継続して進める仕組みだ。OpenAIの日本語発表では、各機能の対象プランや公開状況も示された。
dotsとGPT-6.1 Sol、速度重視のUltrafast
OpenAIの発表によると、dotsは専用のクラウドコンピューターを持ち、接続したアプリをまたいで作業するエージェントだ。利用者が目標や権限を設定し、進捗を見ながら仕事を任せる設計になっている。日本語版はPro、Business Premium、Enterpriseを案内する一方、英語版ではEnterprise、Edu、Healthcareについて、管理者が有効化するベータとして説明している。対象地域や組織の設定によって案内が異なるため、全ユーザーへの一律提供とは言えない。
GPT-6.1 SolはGPT-6 Solのアップグレードとして発表され、API、Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduが対象だ。OpenAIが示した「5分の1」は、GPT-6 Astraの標準の入出力トークン料金との比較であり、個別のタスク料金が常に5分の1になるという意味ではない。
速度優先の有料ティアUltrafastでは、標準速度と比べ、Codexでトークン生成が最大8倍、毎秒300トークン、APIで最大6倍になるという。GPT-6 Astra版はAPIと、Pro 500およびEnterpriseのChatGPT Work・Codexで提供中。GPT-6.1 Sol版は近日提供予定とされた。
CodexとAPIは、開発・審査・判断へ
Codex Cloudは、PC上だけでなくスマートフォンからのリモート操作やクラウド環境からも利用でき、再利用可能な開発環境をチームで共有できる。Codex CLIには音声でのタスク指示、複数エージェントの進行状況をまとめる「/agents」ビュー、worktree対応などが加わった。
Codex Security CloudはGitHubリポジトリ全体を必要時または定期的にスキャンし、新しいコミットも継続してチェックする。調査、重複の整理、修正案の作成はクラウド上で進む。利用プランの案内は日本語版で「すべてのCodexユーザー」、英語版でPro、Business、Enterprise、Eduと差があるため、対象はプランや提供地域に応じて確認が必要だ。
Decisions APIは、有限の回答候補を持つ質問にテキストや画像の文脈を与え、分類、リクエストの振り分け、エージェントの次の行動選択に使う仕組みだ。発表時点では限定プレビューで、OpenAIは数日以内の広い公開を予定していた。Agents APIにはコンピューター操作が加わり、アプリからソフトウェアを操作するエージェントを構築できる。APIで利用でき、Pro 500と対象EnterpriseではCodexやChatGPT Workからも使える。
AWSとの連携では、Amazon Bedrock Managed Agentsも発表された。AWSの公式製品ページはプレビューとして案内し、OpenAIのエージェント機能にAWS側のカスタマイズやリソース連携を組み合わせる。エージェントの実行環境や推論をAWS内に置く構成が特徴だ。
ChatGPTプラグイン、MCP Events、SpaceとPages
ChatGPTのプラグイン拡張では、サイドバーにアプリを置く、会話の横に作業パネルを表示する、対応ファイルをプラグイン内で扱うといった体験を開発できる。OpenAIの開発者向け資料も、サイドバーや会話パネル、ファイル表示への拡張を説明している。MCP Eventsは、接続先アプリで起きたイベントをきっかけにプラグインが自動処理を始める構想で、発表では提案中の仕様として紹介された。
ChatGPT Spaceは会話、チーム、AI作業をまとめる共有スペースで、Pro、Business、Enterprise向けにデスクトップアプリとウェブで提供。モバイル対応は近日予定だ。Living Pagesでは、ChatGPTやエージェントとページを作り、チームがコメントや直接編集を加えられる。共同編集のスライドやチームタスクも発表され、チームタスクはBusinessとEnterpriseが対象とされた。
Pro 500とOpenAI Marketplaceは提供段階に注意
新しいProプランは月額500ドル。OpenAIは、より高い利用上限とAstra Ultrafastへの限定アクセスを含むプランとして発表し、ChatGPT WorkとCodexでは標準のAstraに対して最大8倍の速度を案内した。これは同じ条件での速度比較で、すべての作業が一律8倍で終わるという説明ではない。
OpenAI Marketplaceは、対象企業が既存のOpenAI利用契約額の一部を、承認済みパートナーのソフトウェア購入に充てる仕組みだ。AdobeやFigma、Salesforceなどを含む最初の32パートナーが挙げられたが、提供段階は対象企業とパートナー製品向けのベータ。一般向けの公開済みマーケットとして一括りにせず、今回の発表では製品ごとの提供条件を見分ける必要がある。