施策の概要と展開予定
『Pokémon GO』公式と日本AED財団は2026年4月27日、パートナーシップを発表しました。日本AED財団のAEDマップ「AED N@VI」に登録された情報をもとに、一部のAED設置地点をゲーム内のポケストップとして表示する取り組みです。
4月27日付発表によると、日本AED財団が2026年4月8日時点で「AED N@VI」に登録していた地点は約6万箇所です。『Pokémon GO』公式告知では5月1日に東京都内約1,000箇所から表示を始め、7月中旬までに全国約13,000箇所へ広げる予定と公表しました。日本AED財団は7月1日、全国への拡大開始を告知し、その後も順次約13,000箇所に増やす予定と説明しています。2026年10月5日時点で目標到達を示す公式資料は確認できていないため、約13,000箇所は実績ではなく予定数です。
表示内容と利用上の留意事項
対象となったポケストップでは、てあてポケモン「パーモット」を描いた特別なフォトディスクを表示します。本施策は全国に存在するすべてのAEDをカバーするものではなく、「AED N@VI」登録データの一部のみを対象としています。
ゲーム内にポケストップが表示されている場合でも、現地に実際のAEDが存在すること、およびそのAEDが利用可能かつ正常に稼働していることを保証するものではありません。「AED N@VI」自体も情報の正確性や使用可否を保証しない規定を設けています。厚生労働省はAEDの適切な管理と定期的な点検を呼びかけており、ゲームの公式告知も周囲の安全確認や法令・自治体方針の遵守をプレイヤーに求めています。
救命効果と関連講習の確認状況
日本AED財団は施策の目的としてAEDの認知向上を掲げていますが、本パートナーシップに基づく共同救命講習の実施や具体日程は公表していません。また、本施策がAEDの使用回数や救命率に与えた実測効果を示すデータも確認できていないため、一般的な救命教育活動と今回の連携施策を区別して把握する必要があります。

